日記というか、ひとり言。

散歩をしていて、スポーツ見ていて、映画を見ていて、漫画を読んでいて思ったこと。

マネジメントする人へ

小保方晴子さんの読書感想文に感銘を受ける

STAP細胞の画期的な製作方法の発見で一躍脚光を浴びる、理化学研究所の小保方晴子さん。学生時代からその才能は片鱗を見せてくれており、彼女の読書感想文はぜひ社会人のみなさんに読んでもらいたいような内容です。私自身、ハッとさせられた内容だったので…

部下の成長意欲を活かすために

「うちは成長意欲の高い人を採用しているから、どう成長していくかは本人に任せている」 という話を、あるベンチャー企業で伺いました。 採用が成功しているということに感心しつつも、「それではその成長意欲を活かしきれていない」というのが私の答えでし…

•シャープの“加点式”人事制度はうまくいくのか?

経営再建中のシャープが14年ぶりに人事制度を見直すと報道されました。高橋社長は「楽観すべき状況にはないが、従業員に挑戦をいとわない心を持ってほしい」「社員がリスクをとれるような加点制度にしたい」と話しています。新制度は4月から管理職で導入し…

教えるけれど、育てない。

管理職研修などで、「部下育成で大事なこと、意識していることは?」という質問を投げかけることがあります。 そこで返ってくるのは、 ・ 実例でわかりやすく説明 ・ すべてを伝えようとせず、ポイントを絞る ・ 相手のレベルに合わせた教え方をする ・ うま…

新人の育成責任は誰にあるのか

来年、3月までに行うOJT担当者研修の話が進み始める時期です。 下期が始まったと思ったら、もう来季に向けて準備。 秋と春が短く感じる最近の気候も手伝って、あっという間に一年後を迎えていそうな感覚の今日このごろです。 OJT担当者研修に関してですが、…

「希望学」というマネジメントの基本

経済学、政治学、法学など社会科学の総合的研究を標榜する東京大学社会科学研究所。 社会調査データの保存・公開の他、いくつかのテーマで共同研究を行うこの機関で、「希望学」というテーマが、今見直されています。 「希望学」とは、もともとは東大の玄田…

ポジションから距離を置く人事戦略

発足以来、安定的な支持率を保つっている安倍内閣。図の調査は先月(9/6~9)のものですが、国際オリンピック委員会(IOC)総会に安倍晋三首相が出席し、2020年夏季五輪の東京開催が決まったことは支持率アップにもつながったようです。この図では消…

『自己変革マップ会議』のススメ

上期も終わり、下期に向けて気持ちも計画も新たにしている時期でしょうか。先日弊社では、「自己変革マップ会議」というものを行いました。簡単に言えば、今後の目指す姿と現状の棚卸しを周囲に共有し、周囲からアドバイス(苦言も含めて)をもらうというも…

研修設計のポイントは、風土づくりと同じ

先日、ある企業の管理職研修に行ってきました。 二日間通しでの実施だったのですが、二日目の朝8:30~10:00が健康診断というちょっとイレギュラーなスケジュールでした。 さらに、相応の年齢の方なので、皆さんバリウムをお腹に貯めてという、時限爆弾を抱え…

『風立ちぬ』から見えるイノベーションマネジメント

公開から1ヶ月以上が過ぎ、やっとこさ見にいくことができた。 スタジオジブリ最新作、映画『風立ちぬ』。 評価は賛否両論あるようですが、僕は好きだった。 「観に行ってよかった」と素直に思える内容だった。 日本史と世界史を重ねながら、もう一度勉強し…

300年後の世界

7月23日に行われた《SoftBank World》というイベントで、ソフトバンクの孫正義社長が「世界へ挑む」と題して講演を行われました。 その中で、新30年ビジョンを作るにあたって描いた“300年後の未来”について、大胆な仮説を披露しました。 【300年後の世界】 ◆…

「留学生積極採用」企業は、異文化を受け入れないという実態

ある韓国人の方と話をしていて、こんな話題に。「“留学生の日本人為はない発想を求めている”という人事の方が言うことは多いが、実際の現場では変化が求められていないことが多い。 より効率的なやり方を提案すると、“日本ではこうやるもんだから”なんて言わ…

渋谷スクランブル交差点でのリーダーシップ

6月4日 サッカー日本代表が5大会連続のW杯出場を決めました。 おめでとう!!日本列島各地でサポーターが熱狂する中、渋谷では、同駅前のスクランブル交差点で混乱を回避するため警察による異例の“封鎖”措置が取られたということも中がニュースでも取り…

そこにある “社二病” “管二病”

・本当は美味しいと思っていないコーヒーを飲み始める ・やたらに低音を強調して音楽を聴く ・「サラリーマンにだけはなりたくねーよなぁ」 ・やればできると思っている ・タバコも吸わないのにジッポライターを持つ ・社会の勉強をある程度して歴史に詳しく…

“変人ガリレオ”に学べ! マネジメント層が目を向けるべきことは?

累計発行部数は950万部を突破した東野圭吾原作のミステリー小説『ガリレオ』シリーズ。 前シリーズに続きこの4月からのドラマも人気を呈しており、この夏には映画化も決定しています。 「全ての現象には必ず理由がある」という信念のもと、超常現象を背景と…

ルンバ? or ダイソン? 新人の成長は職場次第。

2013年度の新入社員は『ロボット掃除機型』。 日本生産性本部が3月26日、春の新入社員の特徴を分析した調査結果を今年も発表し、『ロボット掃除機型』と命名しました。 『ロボット掃除機』とは昨年の流行語大賞にもノミネートされた「ルンバ」など、プログラ…

もしケツメイシが開発部門のマネージャーだったら。

「その思い込みを捨てろ、その思いつきを拾え」 日本のヒップホップグループ、ケツメイシの『叫び』という曲の一節だ。(『ケツノポリス7収録』) 唐突だが、こんな投げ掛けをしてくれるマネージャーが、開発部門に一人でもいたら、その企業の先は明るいもの…

プロ野球新人研修会に見る、指導育成の注意点

春、新人が入ってくるのは企業だけではありません。 4月の開幕に向けて、プロ野球界でも新人の話題がメディアを賑わせています。 そして、プロ野球界にも新人研修なるものがあり、企業よりも一足早く、3月4日に開催されました。 ・アンチドーピング運動に…

次世代リーダー研修の留意点

次世代リーダー研修を実施する際に見落としがちなことが、“学びを職場で活かせる環境づくり”だ。「職場のメンバーを巻き込んで仕事をする」といったことを研修内で宣言しても、なかなか職場で実践できる機会がない。もちろん、周囲から言われるまで待ってい…

日本企業に武士は消えたのか?

先日、『最後の忠臣蔵』という映画をDVDで観ました。2年前の作品を今更ながら初めて見たのですが、好きな内容・展開でした。忠臣蔵といえば、「赤穂浪士が“忠義をつくし、自害する」という美談ですが、その中に生き残りが2名いた、といういわば忠臣蔵の続編…

育てることを諦める。~やるべきことはこの3つ~

教育熱心な上司がいる。 しかし、その実態は“押しつけ熱心”となっていることも少なくないのではないか。 「おれが一生懸命手をかけてやっているのに」と熱心に教えていても、なかなか、変化が見られない。 さらにはその熱心さも部下からするとストレス以外の…

職場のマネジメントに見られる “嫁姑バトル”

「マツコさん、この湯呑みまだ手垢が残ってるわよ。しょうがないわね、私が洗っておきますからね。」「すみません、お母さん。(いちいち、うるさいわね。)」上記は、ドラマの世界などで見られそうな、嫁と姑での会話の1シーンである。 嫁の家事に対して細…

コーチングの落とし穴

管理職の必須マネジメントスキルとして、よくコーチングが取り上げられます。 私も管理職研修の中でコーチングのプログラムを設計することは、少なくありません。 答えを伝えるのではなく、考えさせる、考えを引き出すことで、部下の自律性を育むコミュニケ…

社員の自律を求めるならば・・・

「多様な人材を求める」 「型にはまらない人が欲しい」 「若手には自律性を発揮して欲しい」と社内外に発信しながらも、人の成長や業務をサポートする人事システムについては、1つのレールしかない企業が多い。 これが現実ですよね。 勤務地や働き方を選択で…

仕組みに頼りすぎていないか?(人事制度・自己申告制度)

人事制度構築の依頼をいただくときに、「マネジメントが機能していないから」という課題を聞くことが多くあります。 ここで誤解しないでほしいことは、人事制度はマネジメント支援ツールにはなるが、マネジメントツールではないということです。目標管理制度…

部下から学ぶ姿勢が風土をつくる

「日本にいたときでも、僕より若くてキャリアのない選手がいろいろ聞いてくることはありました。 でも、キャリアを積んだ選手となると、誰もいなかった。 こちらでは、3000本近く打っている人でもいろいろ聞いてきたことがあった。この違いは何なのか。」 イ…

チームのムードを良くする言葉

■チームのムードを悪くする言葉① 「どうしてわからなかったの?」 「どうしてできないのか?」 「なんでやってないの?」 「なんで黙っているの?」 どうして・・・、どうして・・・、なんで・・・、なんで・・・の総攻撃。 うまくいっていないことはすぐわかる。そこを…

組織間を繋ぐ “オレ竜”マネジメント

「得点できない野手を集めてミーティングをすると、呼ばれなかった投手陣は“俺たちは仕事をしているんだ”という気持ちになり、チームとしての敗戦を正面から受け止めなくなる。 このあと、また同じような状況になっても、“悪いのは野手陣だろう”と考えてしま…

プロ野球選手でさえ、「思いやり」を学ぶ

プロ野球ペナントレースも各チーム約10試合が行われました。 まだ序盤ということもあり、上位は混戦。 セ・リーグに関しては、現在5位の巨人も息を吹き返しつつあり、これからが楽しみになってきています。 混戦とは言え、4/12現在で、セ・リーグの首位に立…

上司に問いたい。「親心はありますか?」

『ALWAYS 三丁目の夕日’64』を映画館で観てきました。 面白かったです!たくさんの人情話があり、笑いありで、ぜひお勧めしたい映画です。 個人的には、自動車屋を営む堤真一の親父ぶりが大好きなのですが、「最近、こういう人が減っているな」とも感じまし…