日記というか、ひとり言。

散歩をしていて、スポーツ見ていて、映画を見ていて、漫画を読んでいて思ったこと。

映画が気分転換な人へ

効率化→省力化→目的の喪失

人気漫画を実写化した映画『バクマン。』。 過去作品のオマージュとも言える細かい工夫や、執筆風景をバトルに模して表現したアクションシーンなど、原作とは違った魅力で楽しませてくれる映画です。 『少年ジャンプ』の読者アンケートで、1位を取ることを目…

「成長」を押し付けないで。

「メンバーの成長に対する支援の状況」を可視化する調査結果がリリースされました。 人材育成・組織開発コンサルティングを行うシェイクさんが507部署を対象に実施した調査の結果だそうです。 その考察として、 「人が育つ職場とそうでない職場には、"日々観…

自分の幕を上げていますか?

休日恒例のWOWWOW鑑賞。 今回は映画『幕が上がる』です。 監督=本広克行 原作=平田オリザ『幕が上がる』(講談社刊) www.makuga-agaru.jp 良い映画でした。 でも、見る前は、まったく期待していませんでした。 あの、ももいろクローバーZの5人が主…

ベンのいなくなった職場(『マイ・インターン』より)

お忍びで、ロバート・デ・ニーロ主演の『マイ・インターン』を見てきました。 ジュールズ(=アン・ハサウェイ)は、家庭を持ちながらファッションサイトを運営する会社のCEO。そんな彼女のアシスタントとなったのが、ロバート・デ・ニーロ演じるベンでした…

なぜ彼が人類初に選ばれたのか?

ユーリイ・ガガーリン。ほとんどの方がその名を聞いたことがあるでしょう。旧ソ連の軍人であり、1961年に1人乗りの宇宙船ボストーク1号で、人類初の大気圏外を1周した人物です。昨年末に公開された映画『ガガーリン 世界を変えた108分』。ガガーリンが宇宙飛…

『バケモノの子』に見る、上司の存在

(c)2015 THE BOY AND THE BEAST FILM PARTNERS映画 『バケモノの子』 を見てきました。細田監督の作品は大好きですね。キャラクターがみんな魅力的ですし、本作では渋谷の街と金網のリアルさに、妙に惹かれました。力は強いが、性格は横暴で品格もないバケモ…

『WOOD JOB !』 に見る上司の役目

今更ですが、映画『WOOD JOB!~神去なあなあ日常~』をDVDで鑑賞しました。林業をテーマにしたこの映画。大学受験に失敗した主人公が、とある理由で1年間の林業研修プログラムに参加するという青春映画です。“とある理由”とは「パンフレットに載っていた美少…

部下の未来を引き出す10のこと

余命2ヵ月のアンが、秘密のリストを1つずつ実行していく映画『死ぬまでにしたい10のこと』。かれこれ10年ほど前の映画になりますが、この秋のドラマ『ディア・シスター』内で取り上げられ、映画の記憶が蘇った人も少なくないでしょう。「死ぬまでにしたい10…

高校生が小津安二郎を観る意味

高校生のとき、よくわからない授業がありました。 毎回小津安二郎の映画を見て、感想文を書くというもの。 「東京物語」「晩春」「秋日和」「お早よう」「秋刀魚の味」などなど。 名作と言われた作品ばかりですが、起伏が少ない小津作品は退屈で、「意味があ…

『風立ちぬ』から見えるイノベーションマネジメント

公開から1ヶ月以上が過ぎ、やっとこさ見にいくことができた。 スタジオジブリ最新作、映画『風立ちぬ』。 評価は賛否両論あるようですが、僕は好きだった。 「観に行ってよかった」と素直に思える内容だった。 日本史と世界史を重ねながら、もう一度勉強し…

ジャックと豆の木の教訓

8月7日にDVDリリースされた映画『ジャックと天空の巨人』。まずもって話がわかりやすい。 周知の童話だからということはもちろん、わかりやすい布石や裏切りのない設定で、非常にわかりやすい。 さらに、スピーディーな展開と山場が2つあることによるテンポ…

『県庁おもてなし課』における人材活用

「市民に親しまれるひらがな名称にしよう! 今日から高知県庁の観光振興課は“おもてなし課”となります!」 有川浩原作、錦戸亮&堀北真希主演の映画『県庁おもてなし課』は、こんなくだりから始まります。 おもてなし課で張り切る錦戸亮演ずる掛水史貴は 「…

“変人ガリレオ”に学べ! マネジメント層が目を向けるべきことは?

累計発行部数は950万部を突破した東野圭吾原作のミステリー小説『ガリレオ』シリーズ。 前シリーズに続きこの4月からのドラマも人気を呈しており、この夏には映画化も決定しています。 「全ての現象には必ず理由がある」という信念のもと、超常現象を背景と…

「桐島、会社辞めるってよ」

「本当は、世界はこんなにも広いのに、 僕らはこの高校を世界のように感じて過ごしている」現在レンタルショップの新作コーナーに並んでいる映画『桐島、部活やめるってよ』。 国内映画賞において10冠を達成するなど高い評価を得た本作は、人によっては退屈…

日本企業に武士は消えたのか?

先日、『最後の忠臣蔵』という映画をDVDで観ました。2年前の作品を今更ながら初めて見たのですが、好きな内容・展開でした。忠臣蔵といえば、「赤穂浪士が“忠義をつくし、自害する」という美談ですが、その中に生き残りが2名いた、といういわば忠臣蔵の続編…

上司に問いたい。「親心はありますか?」

『ALWAYS 三丁目の夕日’64』を映画館で観てきました。 面白かったです!たくさんの人情話があり、笑いありで、ぜひお勧めしたい映画です。 個人的には、自動車屋を営む堤真一の親父ぶりが大好きなのですが、「最近、こういう人が減っているな」とも感じまし…

『SPACE BATTLESHIP ヤマト』沖田艦長に学ぶリーダーシップ

先日、『宇宙戦艦ヤマト』実写版である、『SPACE BATTLESHIP ヤマト』をDVDで観ました。木村拓哉、黒木メイサ、柳場敏郎、山崎努など、豪華キャストによる名作の実写化ということで話題になった作品です。『スターシップトゥルーパーズ』と『インディペンデ…