日記というか、ひとり言。

散歩をしていて、スポーツ見ていて、映画を見ていて、漫画を読んでいて思ったこと。

2014-01-01から1年間の記事一覧

部下の未来を引き出す10のこと

余命2ヵ月のアンが、秘密のリストを1つずつ実行していく映画『死ぬまでにしたい10のこと』。かれこれ10年ほど前の映画になりますが、この秋のドラマ『ディア・シスター』内で取り上げられ、映画の記憶が蘇った人も少なくないでしょう。「死ぬまでにしたい10…

人事交流勉強会もGOOD&MOREで

先週、人事交流勉強会を開催しました。 会のコンセプトは、「GOOD&MORE」。 うまくいっていること(GOOD)を見つけ、広げていこう(MORE)というものです。 「人事担当者向けの勉強会」と言いながらも、一般論を学ぶのではなく、参加者の方同士で事例を共有…

擬人化される理念

理念を作って、あとは手付かず。そういったパターンに陥る背景の1つは、理念を擬人化していることが挙げられます。理念は経営者の思いや、会社として提供したい価値を明文化したものです。明文化する意味はいくつかありますが、教育的要素を求める経営者の…

研修もユニバーサルデザインで

数年前のこと。ユニバーサルマナー検定の講義を受講したとき、ユニバーサルデザインの本質を初めて知りました。障害のある人の便利さ使いやすさという視点ではなく、全ての人にとって使いやすいようにはじめから意図してつくられたものだということを。知っ…

舞台は総選挙

懐かしの小学校、監獄、忍者屋敷、幽霊屋敷など、最近はコンセプトを際立たせた居酒屋さんが増えてきましたね。 メニューは同じでも、他とはなんか違う。 それだけで、行ってみたくなりますね。 研修も同じなんです。 実施する内容は同じでも、一風変わった…

時代年表ワーク

自分の過去を振り返るワークってありますよね。 自分年表みたいな形で。 でも、いきなり自分の過去を振り返れって言われても、なかなか思い出せないのが普通かもしれません。 そんなとき、その準備としても、アイスブレイクとしても面白いのが『時代年表』で…

高質な原体験が“目”を養う

「スーパーバイザーの仕事は良い点に目を向けることだ」とある人が教えてくれました。受け持つ店舗・施設の運営をより良いものにするためのアドバイスを行う。それがスーパーバイザーの役割だとすると、どうしても改善点に目が行きがちなものです。しかし、…

人事施策、そこに信念はあるか?

「人事としては、“これを運用していけばいいことがある”という信念でやっている。 人事制度が業績が良くなったことに寄与しているという感覚はある。」人事制度構築に携わったある企業様に、運用状況を聞きに行ったときに聞いた言葉です。嬉しい言葉でした。…

カードコーチング

普段の業務から離れ行える研修、いわばOff-JTは、日頃じっくりと考えられないことに時間をとれる絶好の機会でもあります。 こういった研修は、様々な職場から受講生が集まってくることが多いものです。 そのため、受講生同士で意見を交換できるグループワー…

女性の活用も“下準備”が欠かせない

女性閣僚二人が退任となりましたが、各企業内では女性活用のために、様々な施策が展開されています。パパママを対象とした制度が特に多く、育児休暇・時短勤務・テレワーク・ベビシッター補助。その他、育休中のフォローを行う人事もあれば、ママさん座談会…

研修会場におもちゃ

研修会場におもちゃ。 一見、不釣り合いなものですが、マングローブの研修では各テーブルにおもちゃを置くようにしています。 遊びのアイテムが目に入るだけで、リラックスできるというのが1つの理由。 もう1つは手に刺激与えることで、脳を活性化させるこ…

社内イベントを「楽しかった」だけで終わらせない

全社イベントとして忘年会を行う企業は、そろそろ企画に入っている時期でしょうか。余興ありゲームありと、一年の労を労うとともに、笑顔が溢れる場となることが今から想像できます。私も他社様の忘年会や○周年イベントに参加し、一緒に楽しい思い出を作らせ…

組織変革のチャンスは過程にあり

業績回復の足音を感じ、教育に力を入れる企業が増えてきました。教育施策に一貫性を持たせるために、教育体系を一から構築する企業も少なくありません。しかし、作ったことで満足してしまっている企業が少なくないことも事実です。立派な教育体系を作ったま…

組織変革コンサルティング会社に求められること

企業の組織変革を進めるにあたり、ストーリー構築や施策立案は重要です。でも、それを進めるにあたり一番重要なのは、旗振り役となる人の意識変革だと感じます。と言うより、それこそが一歩目だと言えるんだと思います。組織変革のコンサルティングは社長と…

成長サイクルは螺旋階段

「高みにのぼる人は、皆螺旋階段を使う」 イギリスの哲学者、フランシス・ベーコンの言葉です。 学生の時、成長っていうのは、らせん階段を昇るようなものだなと感じていました。 上の方が段々と広がっていく。 上に行けば行くほど=成長すればするほど、次…

スパイタイム

グループごとにワークを行う際、煮詰まってしまうことってありませんか? そんなときは、視野を広げるのが大事。 思い切って、他のチームの様子やアウトプットを見て回ることも効果的です。 題して「スパイタイム」。 なんとなく気になる他チームの状況を見…

質問力が考える社員を育てる

「あんたはどう思うのか?」「一言で言って何だ?」「A00(エーゼロゼロ)は?」こんな質問を浴びせられることが日常的であったのが、かつてのホンダでした。A00とは基本要件、つまり目的のこと。こういった質問が社内のいたるところで交わされることによっ…

講師が真ん中に!?

研修会場のレイアウト、スクール型か島型かなど受講生の机の配置は研修によって異なります。 けれど、講師の位置ってだいたい決まっていますよね? だいたいは前方、スクリーンの前であることが。 そしてその横には事務局席、というのが定番ですね。 でも、…

手書き風のワークシート

研修で使うワークシートを手書き風のフォントで作ることがあります。 堅苦しさがなくなることも一つの狙いです。 それと同時に、受講生に「あ、これなら自分で作れそうだな」と思ってもらえたらと考えています。 研修の内容は受講していない方にも考えてもら…

人事は人の人生を左右する

長くお付き合いさせていただいている、ある経営者の方の話です。 仮にAさんと置かせてください。 Aさんは自分に厳しく、常に「こうありたい」と思うものを持ちながら、自己研鑽を続けています。 長く継続しているものもあれば、ときにはこれまでの自分を否…

ドラえもん世界への高揚感と危機感

2週間ほど前にSoftBank World 2014に行ってきました。展示会にはお邪魔せずに、お目当ては孫さんの基調講演。昨年の『300年後の世界』をテーマにした基調講演が面白かったので、孫さんが「今どんなことを考えているのか」を聞けることを楽しみにしての参加で…

イノベーション創出は子育てから始まる

ある企業の管理職研修の事前フォローとして、個別面談を行いました。研修での気づきをより濃いものにするための事前準備ではありますが、面談で聞くテーマは多岐にわたります。「ご家族からどのような存在と思われていますか?」「お子さんを育てる上で意識…

質問する力が弱い背景は?

新人が職場に配属されて、早3ヶ月。 「質問する力が弱いといな」と感じたことはないでしょうか? 私は感じます。 研修で講師や事務局をやっていても、別の場で何かを教えていても。 研修の場ではできるだけ質問が出ないように説明しているのですが、それを差…

二極化するITユーザー

インターネットの普及で、国境や距離の概念がなくなりました。 誰でも多くの人に発信できることから権力・規模という概念も変わってきているかもしれません。 誰でも様々な情報の授受ができ、FaceBookなどのSNSによって色々な人とつながることができるよ…

左を向いているなら、右を向かせる

「左を向いているなら、右を向かせる」 ある経営者の方の講演での言葉です。 この言葉を聞いて、自分と弊社代表とのやり取りを思い出しました。 「社長、A案とB案があり、私はA案がいいと思います。なぜなら…」 と提案したとしても、簡単には承認されませ…

「どうせなら」ゲーム

研修のとき、こんな人はいませんか? 「面倒だな」「やりたくないな」と思っている人。 なんとなく、斜に構えてしまっている人はいませんか? つまり、研修参加に前向きになり切れない人。 「この時間も営業活動を行いたい」 「オフィスだったら、開発案件が…

職場で作るコーチング風土

手前味噌な話で恐縮ですが、自社の新人の成長をとても嬉しく感じます。スキルが高まったというより、気づき力が高くなったと感じます。指示されたことをやるだけでなく、「自分からできることはないか」と考え、仕事の幅を広げようとする姿勢に素晴らしいも…

高校生が小津安二郎を観る意味

高校生のとき、よくわからない授業がありました。 毎回小津安二郎の映画を見て、感想文を書くというもの。 「東京物語」「晩春」「秋日和」「お早よう」「秋刀魚の味」などなど。 名作と言われた作品ばかりですが、起伏が少ない小津作品は退屈で、「意味があ…

職場での育成はOJTのみに非ず

うちの会社では、毎週、「3つでまとめる」というトレーニングワークを行っています。 KJ法とロジックツリーを使った30分ほどの簡単なワークですが、テーマによってはかなり悩むものも。 抜け漏れ、重複はないか(MECEか)といったことはもちろん、 テ…

研修の単元ごとに講師がまとめを3つに絞ってくれる研修。 親切でわかりやすくてすばらしいですね。 でも、それ以上がないんです。 それだったら、視点を変えて、「まとめ」も受講者任せでいいかなと思ったりします。 その単元ごとの気づき・決意を、付箋に書…