日記というか、ひとり言。

散歩をしていて、スポーツ見ていて、映画を見ていて、漫画を読んでいて思ったこと。

2013-01-01から1年間の記事一覧

森脇監督のチーム変革術

プロ野球の話ですが、オリックスの後藤選手と楽天・鉄平の1対1のトレードが今月の19日に発表されました。 オリックスは昨年の新選手会長・大引に続いて、今度は生え抜きのチームリーダー後藤を放出。 外野手が欲しいチーム事情もあるでしょうが、抜本的な変…

ジョン・コッターの落とし穴 ~一年の振り返りの観点~

「組織を変えていきたい」と大きな視点でのコンサルティング依頼が多くなりました。 経営者の方に話を伺うと、課題がズラリと並ぶことも珍しくはありません。 そして、「それだけ課題があるにもかかわらず、誰も動こうとしない。自分事と考えていない」とい…

トム・ソーヤーに学ぶ仕事術

大掃除や忘年会の幹事など「これも仕事のうちなのか?」と思うようなことも増えるこの時期。「なんで自分だけが」なんて思うことも。そんな仕事にどう取り組むか。マーク・トウェインの『トム・ソーヤーの冒険』に学ぶところがあります。ある日、トムは塀の…

「変えてきたので、変わらずにいられる」

「元気だね、変わらないねとよく言われる。 ただ、“変えてきたので、変わらずにいられる”ともいえる。」日本経済新聞に不定期連載される三浦知良氏のコラム「サッカー人として」での言葉です。現在も現役を続ける不屈の46歳のこの人に言われると、説得力が違…

人材育成を入社するずっと前から考える時代

松竹は来年4月、4~10歳の男女が対象の歌舞伎スクール「寺子屋」を歌舞伎座で開くそうです。着付けや礼儀作法、日本舞踊や子役の基礎を教え従来の世襲だけに頼らない未来の看板役者の層拡充を視野に、和の素養を持つ若い観客の育成も考えています。今や…

教えるけれど、育てない。

管理職研修などで、「部下育成で大事なこと、意識していることは?」という質問を投げかけることがあります。 そこで返ってくるのは、 ・ 実例でわかりやすく説明 ・ すべてを伝えようとせず、ポイントを絞る ・ 相手のレベルに合わせた教え方をする ・ うま…

グローバル化を一石四鳥で考える

コスト競争が一層激しくなる中、アジア人を採用する、育てるという各企業の動きが加速しています。日本に馴染めるかどうかを見極められるかも肝となりますし、外国人を受け入れるにあたり、「社内のグローバル化」も不可欠となります。一方で、グローバル化…

「メール文化が生んだ非生産性」

メールコミュニケーションの発達が、時間帯・スピード・距離の概念を変えました。 いや、なくしたと言っても過言ではないかもしれません。 相手の在・不在にかかわらず要件を伝えることができ、記録にも残るこのツールは、いつしか同じ職場内でのコミュニケ…

新人の育成責任は誰にあるのか

来年、3月までに行うOJT担当者研修の話が進み始める時期です。 下期が始まったと思ったら、もう来季に向けて準備。 秋と春が短く感じる最近の気候も手伝って、あっという間に一年後を迎えていそうな感覚の今日このごろです。 OJT担当者研修に関してですが、…

求められる企業内教育の見直し

大学での授業が変わりつつあります。一方的な講義はMOOCでの予習に任せ、授業は議論や演習に特化する海外の方式を、取り入れようとする大学が少しずつ出てきました。「何を教えたか」ではなく、「何を身につけたか」が問われる時代。教室を飛び出し、地域や…

主役が仕事をできなかったときに弱点が現れる

楽天イーグルスが劇的な勝利で初の日本一となった、今年の日本シリーズ。 週間視聴率のトップ3を日本シリーズ第5戦~7戦が独占していたことからしても、昨今稀に見る注目度であったと言えるでしょう。 「主役が仕事をできなかったときに弱点が現れる巨人…

男性の育休取得は制度だけの問題なのか?

育児休業中の所得を補う「育児休業給付」について、休業前賃金の50%を支給している現在の制度を、最初の半年間は67%に引き上げる案を厚労省が労働政策審議会に提出しました。厚労省「男性が育児休業をとりづらいのは、育児休業給付の率が低いのもひと…

新人よ、大志を抱け!

Boys, be ambitious. 札幌農学校(現北海道大学)の初代教頭として知られるウィリアム・スミス・クラーク博士の言葉です。 今の時代ですと、Boys & girls, be ambitious. と言うべきところでしょうか。 (さっぽろ羊ヶ丘展望台のクラーク像) 「大志を抱け」…

「グローバル人材」とは何なのか

産業能率大の調査によると、今の新入社員は海外勤務について「消極派」と「積極派」の二極化が進んでいるといいます。「海外で働きたいとは思わない」という消極派が58%で最多。次が「どんな国・地域でも働きたい」という積極派(30%)で、「国・地域…

「希望学」というマネジメントの基本

経済学、政治学、法学など社会科学の総合的研究を標榜する東京大学社会科学研究所。 社会調査データの保存・公開の他、いくつかのテーマで共同研究を行うこの機関で、「希望学」というテーマが、今見直されています。 「希望学」とは、もともとは東大の玄田…

「仕事一筋」が後継者育成を阻む

何事に対しても一心不乱に取り組む情熱や責任感はどこでも歓迎されるものでしょう。特に仕事に対して無我夢中で取り組むような人材は、企業にとって文句のないことかもしれません。「仕事一筋」責任感が強く、いかにも成果を上げそうなイメージではあります…

ロシア宇宙産業 「改革」 に失敗の予感

【ロシアが宇宙産業改革 組織統合など、人材流出が深刻化】(10/11 日本経済新聞)相次ぐロケット打ち上げ失敗などを受け、先週、ロシア政府が非効率が指摘される宇宙産業の改革に乗り出しました。10を超える宇宙企業群を新設する「統一ロケット・宇宙会社」…

ポジションから距離を置く人事戦略

発足以来、安定的な支持率を保つっている安倍内閣。図の調査は先月(9/6~9)のものですが、国際オリンピック委員会(IOC)総会に安倍晋三首相が出席し、2020年夏季五輪の東京開催が決まったことは支持率アップにもつながったようです。この図では消…

『自己変革マップ会議』のススメ

上期も終わり、下期に向けて気持ちも計画も新たにしている時期でしょうか。先日弊社では、「自己変革マップ会議」というものを行いました。簡単に言えば、今後の目指す姿と現状の棚卸しを周囲に共有し、周囲からアドバイス(苦言も含めて)をもらうというも…

オリンピック開催が個人に影響を与えるというということ

2020年のオリンピック招致が決まりました。 個人的にはとても楽しみです。 そして、日本にとっても非常に楽しみなイベントであるということは言うまでもないでしょう。 経済効果や外交面の方向性発信など、国として期待することが大きいところです。 オリン…

研修設計のポイントは、風土づくりと同じ

先日、ある企業の管理職研修に行ってきました。 二日間通しでの実施だったのですが、二日目の朝8:30~10:00が健康診断というちょっとイレギュラーなスケジュールでした。 さらに、相応の年齢の方なので、皆さんバリウムをお腹に貯めてという、時限爆弾を抱え…

『風立ちぬ』から見えるイノベーションマネジメント

公開から1ヶ月以上が過ぎ、やっとこさ見にいくことができた。 スタジオジブリ最新作、映画『風立ちぬ』。 評価は賛否両論あるようですが、僕は好きだった。 「観に行ってよかった」と素直に思える内容だった。 日本史と世界史を重ねながら、もう一度勉強し…

ジャックと豆の木の教訓

8月7日にDVDリリースされた映画『ジャックと天空の巨人』。まずもって話がわかりやすい。 周知の童話だからということはもちろん、わかりやすい布石や裏切りのない設定で、非常にわかりやすい。 さらに、スピーディーな展開と山場が2つあることによるテンポ…

300年後の世界

7月23日に行われた《SoftBank World》というイベントで、ソフトバンクの孫正義社長が「世界へ挑む」と題して講演を行われました。 その中で、新30年ビジョンを作るにあたって描いた“300年後の未来”について、大胆な仮説を披露しました。 【300年後の世界】 ◆…

「留学生積極採用」企業は、異文化を受け入れないという実態

ある韓国人の方と話をしていて、こんな話題に。「“留学生の日本人為はない発想を求めている”という人事の方が言うことは多いが、実際の現場では変化が求められていないことが多い。 より効率的なやり方を提案すると、“日本ではこうやるもんだから”なんて言わ…

横浜マリノスに見る問題解決力のキーファクター

ある記事で横浜マリノスの代表である嘉悦朗氏が今シーズンのマリノスの好調な理由に「チームスタイルの確立」を挙げています。 嘉悦氏が正式に社長に就任して以来、マリノスは2010年に8位、2011年に5位、2012年に4位と着実に順位を上げており、今季も首位…

共通言語が一体感と文化をつくる

イノベーション文化創造の一環として、ワイガヤ研修を行ってきました。 本質議論の中から未来価値を探求していくワイガヤ研修では、現場から学ぶことを1つのポイントとしています。 今回も秋葉原や新宿、表参道など人が多く集まる場所に出て行って、価値を…

渋谷スクランブル交差点でのリーダーシップ

6月4日 サッカー日本代表が5大会連続のW杯出場を決めました。 おめでとう!!日本列島各地でサポーターが熱狂する中、渋谷では、同駅前のスクランブル交差点で混乱を回避するため警察による異例の“封鎖”措置が取られたということも中がニュースでも取り…

悪口が人格をつくるという現実

「脳は主語を認識できない」と言われています。自分が発した言葉の主語が省略されて脳に刷り込まれるため、自分が発した言葉すべてを、自分のこととして捉えるというのです。だから、人の悪口を言うと、脳の中では自分が悪口を言われた時と同じ状態になるの…

「あなたの心の中の最良のものを」 マザーテレサ

マザー・テレサの言葉です。素晴らしい内容なので共有します。(日本語訳は後半に)---------------------------------------------------People Are Often Unreasonabe - Mother TeresaPeople are often unreasonable, illogical, and self-centered;Forgiv…