日記というか、ひとり言。

散歩をしていて、スポーツ見ていて、映画を見ていて、漫画を読んでいて思ったこと。

新人の育成責任は誰にあるのか

 

 

来年、3月までに行うOJT担当者研修の話が進み始める時期です。

下期が始まったと思ったら、もう来季に向けて準備。

秋と春が短く感じる最近の気候も手伝って、あっという間に一年後を迎えていそうな感覚の今日このごろです。

 

OJT担当者研修に関してですが、若干ですが例年よりもご依頼が多くなりました。

 

リーマンショック以降、採用凍結していた企業や採用数を抑えていた企業が昨年あたりから採用数を元に戻し始めました。

その受け入れ体制も整えようというのです。

 

ご依頼をいただくからではないのですが、OJT担当者の導入、そしてその計画的な育成は大いに賛成です。

理想としては担当者などつけなくとも、育てる職場となっていることは言うまでもないのですが、そうもいきません。

 

昨今感じることは、組織の中核を担う世代の層が、教えることを煩わしいと思うだあけでなく、教えることに不安も抱いているということです。

 

自分なんかに教えられるだろうか。

わかりづらいと思われたらどうしよう。

教えていたら、周りから出しゃばっていると思われのではないか。

 

などを考えてしまうことが多いようです。

 

育成は1対1のものではありません。

組織が、風土が人を育てます。

 

たとえ育成意欲のある先輩社員がいたとしても、職場に育成の意識がなければ、その先輩社員も自分が異質と思い、教えることを遠慮してしまうでしょう。

 

 

OJT担当者の導入、大いに賛成です。

ただし、一つだけ認識していただきたいのは、一人に任せるために担当者を決めるのではないということです。

担当者は新人と職場をつなぐ連結ピン、いわば、窓口と思うくらいがちょうどいいかもしれません。

 

教わる側だけでなく、教える側も実は不安でいっぱいです。

双方を職場全体で包んでサポートできるような組織となることが大切です。