日記というか、ひとり言。

散歩をしていて、スポーツ見ていて、映画を見ていて、漫画を読んでいて思ったこと。

オリンピック開催が個人に影響を与えるというということ

2020年のオリンピック招致が決まりました。

個人的にはとても楽しみです。

 

そして、日本にとっても非常に楽しみなイベントであるということは言うまでもないでしょう。

経済効果や外交面の方向性発信など、国として期待することが大きいところです。

オリンピックのメリットは経済効果は旅行会社や建設業などの一部の人だけが恩恵にあずかるという意見もあるようですが、私はそうは思えません。

 

日本人という人や文化への影響こそ、一番期待したいところではないでしょうか。

私もマイナースポーツの世界大会のために、何度か海外を訪れましたが、その開催には多くの人の力が必要でしょう。

多数のボランティアも求められるでしょうし、企業活動も支援として必要になってきます。そのような動きの中では新しいビジネスも生まれるでしょうし、トップレベルのスポーツを見ることで心を動かされることがあれば、その運営の中で多くの人との関わりがあり、そこで心に火をつける人も多くいると思います。

それは、日本人同士だけの関係ではないでしょう。

 

世界大会という違う文化の人々が集まる中では、これまでとは違った体験、会話、発見が無数に散らばっています。

そのような異質なものとの関わりが人の行動を駆り立てるエネルギーとなります。

「今までとは違うことをやってみよう」

「本気で何かをはじめてみようかな」

「こういう感動を自分の手で作り出したい」

と思える若者が出てくることも、ビッグイベント開催の醍醐味でしょう。

 

日本人は“いいとこ取り”の得意な民族です。

そして、2020年のオリンピックが自国で開催されることは、ただのイベントではなく機会(チャンス)です。

日本に来て、日本のサービスレベルの高さなどに感動する海外の方は多いと思いますが、自分たちからも海外の文化を理解しようとする姿勢が新しいイノベーションにつながっていきます。

 

そして、そのような私たち一人ひとりの姿勢が、姿勢が東京オリンピック成功のキーファークターとなるというのは、言い過ぎではないでしょう

 

東京はIOCからオリンピック開催の許可をもらったわけではありません。

IOC「2020年にオリンピックを開催できるようにします」と約束をしたのです。

当然ながら、現状ではオリンピックを開催することはできません。

約束を果たすべく、準備をしていかなければなりません。

各国のアスリートたちが各々の全力を出し切り、サポーターが全力で応援できる施設づくり、街づくり、そして人づくりという準備を。

 

東京オリンピック開催を予言していた、映画『AKIRA』の1シーン。