日記というか、ひとり言。

散歩をしていて、スポーツ見ていて、映画を見ていて、漫画を読んでいて思ったこと。

左を向いているなら、右を向かせる

 

「左を向いているなら、右を向かせる」

 

ある経営者の方の講演での言葉です。

 

この言葉を聞いて、自分と弊社代表とのやり取りを思い出しました。

 

「社長、A案とB案があり、私はA案がいいと思います。なぜなら…」

と提案したとしても、簡単には承認されません。

 

「それは言い方次第だけど、B案だってメリットはあるんじゃないの」と。

 

反対されたにもかかわらず、最終的には私の推した案に落ち着くことも。

 

 

今になって、思うこと。

私自身、左を向いているときに、右を向かせてもらっていたのだということです。

 

自信を持って提案しているときほど、盲目的になっていることが多いものです。

自分がやりたい案に対して、メリットと思えることを後付けして、説得しようとしているなど。

 

しかし、冷静に考えてみると、そのメリットも「言い方次第」の内容であったり、本質からズレた主張になっていたりすることもあります。

 

「左を向いているなら、右を向かせる」とは、「あえて反対する」ということでした。

それによって、私の視野を広げようとしてくれていたのです。

 

 

この気づきをその経営者の方に話したところ。

「その通り。

ただそれだけでなく、もう一つ確認していることがある。

反対されてもやりたいと思う“決意を持っているか”ということ。」

 

なるほど。

ここでも、視野を広げさせてもらいました。

 

左を向いているなら、右を向かせる

 

あ、冒頭の言葉は藤森工業の布山社長のお話でした。