「高みにのぼる人は、皆螺旋階段を使う」
イギリスの哲学者、フランシス・ベーコンの言葉です。
学生の時、成長っていうのは、らせん階段を昇るようなものだなと感じていました。
上の方が段々と広がっていく。
上に行けば行くほど=成長すればするほど、次に成長するまでのタームが長くなっていく。
その過程で全く逆の見方をするときもあれば、一周すると=一周り成長すると同じ見方に戻ってくる。
ただ、目線は高くなって。
ぐるぐると堂々巡りをしながら大きくなっていく。
そんな人生を表したのが、「螺旋階段」でした。
今もそのことを感じることがあります。
納得できなかった上司の言葉も、時が経ってその意味がやっとわかったときなど。
もちろん、成長するほど次の成長が鈍化していっていいというのではありません。
ただ、見聞を広げると新しい刺激が少なくなってくることは確かなことです。
だからこそ、成長のスパイラルを止めないためには、新しい環境に身をおいてみることも大切です。
ときには遠回りだと感じることであっても。