日記というか、ひとり言。

散歩をしていて、スポーツ見ていて、映画を見ていて、漫画を読んでいて思ったこと。

2015-01-01から1年間の記事一覧

「出口」を考えて人を育てる

「君達を人材業界のプロにしようと思っていない。 ビジネスのプロフェッショナルなれるように育てていく。」 私が新人の頃、OJTを担当してくれていた上司の言葉です。 何年も前のことですが、入社して初めてのゴールデンウィークを迎える前、ちょうど今時だ…

たった1枚で戦略俯瞰

全社方針や戦略の資料。 各部門の責任者が担当分野の叩き台を作成し、集約してみると50ページ100ページといった、重厚感のある資料になることがしばしば。 練りに練られたものであり、さらにそこから、方針や戦略に対して議論が重ねられることでしょう。 こ…

『WOOD JOB !』 に見る上司の役目

今更ですが、映画『WOOD JOB!~神去なあなあ日常~』をDVDで鑑賞しました。林業をテーマにしたこの映画。大学受験に失敗した主人公が、とある理由で1年間の林業研修プログラムに参加するという青春映画です。“とある理由”とは「パンフレットに載っていた美少…

研修中に人事の方に求めたいこと

研修講師をやっていて、お茶出しなりなんなりで、色々と私たちを気遣ってくれる人事の方がいます。 非常に、ありがたいことです。 本当に、ありがたいことです。 むしろ、こっちから、お願いしてしまうこともありますから。 でも、ですね。 「やりすぎですよ…

広大で無限な海の存在

「船を造りたいのなら、男達に木を集めるように呼びかけたり、仕事を割り振って命令したりする必要はない。 代わりに、彼らに広大で無限な海の存在を説けばいい。」 『星の王子様』で有名なサン=テグジュペリの言葉です。 この言葉は企業経営においても重要…

大塚家具で考える本来の経営層の姿

経営方針の違いによる会長・社長の対立が注目されていた大塚家具。 3月27日の株主総会で一旦着地点を迎えました。 経営権争いとして、メディアを賑わせていたこの話題ですが、ここまで大きく扱われたのは下記のような要素があったからだと勝手に捉えています…

組織作りのスタートは「貢献姿勢」

私事ですが、アルティメットというスポーツをやっています。 アルティメット、初耳の人も多いですよね。 かなり端折って言うと「フリスビーでアメフトをやる」ようなスポーツです。 学生時代から続けていて、その大会が3月14、15日とありました。 結果は、、…

イーゼルパットの真の有用性とは?

さあ、今日の商品は3M社のイーゼルパット! 3Mと言えば、貼って剥がせるポストイットが有名ですが、、、その超大型版です! だから、何でもないオフィスの壁も、すぐさまホワイトボードに。 オフィスがどこでもミーティングルームになってしまう優れもの…

敵を生む人事、味方を増やす人事

組織のコンサルティングの第一段階で、現状分析のインタビューを行います。 そこで大事にしていることは、趣旨を丁寧に説明すること。 これは、複数名を対象に行うヒアリングワークショップやサーベイを実施するときも同じです。 私たちがコンサルティングに…

≪正解≫ 模造紙の貼り方

様々なグループワークで大活躍する模造紙。 机の上に広げるだけでなく、壁に貼り出して全体で共有することも多いと思います。 突然ですが、模造紙の貼り方の正解 ってご存知ですか? 「え? 模造紙の貼り方に正解なんてあるの? 貼れればいいんでしょ?」 と…

“価値”を掘り下げる観点

ワイガヤってご存知ですか? ホンダの文化を語る上では欠かせないもので、年齢、所属にとらわれずにワイワイガヤガヤと本質を語り合う場です。 注目すべきは、そのテーマで、“未来価値を探る”ということ。 今の技術や市場から考えるのでは、革新的なものは生…

サービス向上の鍵は、組織変革にあり

電車の釣り革広告で、こんな問題を見かけました。 ご存知、日能研の「シカクいアタマをマルくする」シリーズです。 解答はどうあれ、ふと思ったことは、 「ITの普及によって、サービスや働き方が変化していくことを小学生にも考えさせている時代なのに。。。…

就活生よりも見劣る社会人

ある人事の方と話をしていて、「就活生がいよいよ焦り始めた」という話になりました。 経団連によって、「採用選考は大学4年の8月から」と指針が出されましたが、企業の動きは例年と大きくは変わらないようです。 「なんか軽い気持ちでセミナーに行ったら、…

個性が光る付箋たち

今や研修の必須アイテムと言える付箋。 意見を発散・集約させるのにとても便利なツールです。 この付箋。 四角いものが一般的ですが、今ではたくさんの個性的な付箋が出ているんです。 あるのが当たり前のアイテムも形にバラエティーがあると、ワクワク感を…

「教える」に込められた本当の意味

「教えているのに、なんでできないんだ?」 こんな発言は、教えることに対してものすごく一方的な印象を覚えます。 「教える」の語源は教える人の心に由来するといいます。 「教える」の「オシエ」は愛惜しむの「ヲシ(愛惜)」に接尾辞の「へ」がついたもの…

組織における本当の「乱」とは?

吉田松陰の言葉に、次のようなものがあります。「乱は兵戦にも非ず、平は豊饒にも非ず、君君たり臣臣たり、父父たり子子たり、天下平なり」 「戦争が起きているから世の中が乱れているわけではない、豊作だから世の中が平和ということでもない、主君が主君の…

ビジネスモデル以上に大切なもの

日本を代表する世界的企業として成長してきたホンダには、“挑戦・独創・革新”の文化が強く根付いていると言われています。 特に同社の創造性に大きく影響を与えている「三現(現場・現物・現実)主義」「A00(本質的な目標)」。 そして、立場を超えて白熱し…

研修は参加前から始まっている

研修の目的や場所・時間が書いてある研修案内も、デザイン等に少しの遊び心を加えるだけで、その研修への期待も高まります。 研修はスタートが命。 参加前から「なんだか退屈しなさそうだな」と思ってもらうだけで、前向きな雰囲気でスタートすることができ…

評価者の勘違い

世の中、勘違いは多いものです。そして、多くの管理職の方が勘違いしていると感じることは、評価者としての役割です。研修で「評価点の目線合わせをして欲しい」「評価スキルを教えて欲しい」という要望が多いですが、勘違いしているなと感じる瞬間です。評…

休憩時間、何分?

研修の際にはだいたい90分に1回、10分の休憩を取るようにしています。 集中力の限界がそのくらいだろうと考えられるためです。 ただ今日注目したいのは休憩時間の方。 10分というのにも時には遊び心を持たせてみましょう。 たとえば、くじ引き式休憩…

「初恋」の作者が語る学びとは?

文豪、島崎藤村が 「人の世には三智がある。 学んで得る智、人と交わって得る智、自らの体験によって得る智がそれである。」 という言葉を残しています。 勉強、他者との関わり、原体験。 全て人の成長にとって重要であることは言うまでもないことでしょう。…