日記というか、ひとり言。

散歩をしていて、スポーツ見ていて、映画を見ていて、漫画を読んでいて思ったこと。

「自分の価値観で人を責めない」

 

自分の価値観で人を責めない。

一つの失敗で全て否定しない。

長所を見て短所を見ない。

心を見て結果を見ない。

そうすれば人は必ず集まってくる。


吉田松陰



この言葉を噛み締めるだけで、リーダーシップ研修1日分に相当するのではないかと思えてくる。



ダイバーシティ多様性という言葉が、多くの企業で声高になっています。

組織改革やイノベーションを求める企業では特に、ですよね。



様々な個性を持つ人材を受け入れ、その力を最大限に活かすことが、企業発展のキーファクターとして見られています。

そして、その要諦が職場におけるマネジメントになります。



思うに、そのマネジメントに当たる上で重要な心構えっていうのが、この吉田松陰の言葉に表れているのではないでしょうか。





自分の価値観で人を責めてしまうから、新しいチャレンジを認められない。

一つの失敗で全て否定しまうから、次のチャンスを与えられない。

長所を見ずに、短所ばかりを見るから、成長実感を与えられない。



イノベーションを求めつつも、なかなか変化が見られない企業が多いと感じます。

そんな企業にこそ当てはまることではないでしょうか。


いや、イノベーション云々は関係ないかもしれませんね。



誰しもが、知らず知らずのうちに、「自分の価値観で」人を見てしまっている。

相手を受け入れているつもりでも、自分の想定と少しでも違う行動を「間違い」と感じてしまうことが。

言葉には出さずとも、表情で相手に伝わることがあります。



そして、いつの間にか職場全体が、「違いを否定」する文化となり、独創性も協力関係も見られなくなってしまいます。





自分の価値観で人を責めない。

一つの失敗で全て否定しない。

長所を見て短所を見ない。

心を見て結果を見ない。

そうすれば人は必ず集まってくる。




吉田松陰のこの言葉は、マネジメントに当たる立場の方だけでなく、人と接する人。

つまり、社会生活を営む全ての人の心に留めておきたい言葉です。



吉田松陰