管理職研修やOJT担当者研修で非常にシンプルなワークを行うことがあります。
ズバリ、部下のことで知っている内容を書き出す。
ただそれだけのワークです。
これら、様々なテーマで部下について書き出してもらいますが、これ意外と書けない方が多いものです。
「フルネーム」なんて当たり前のようなことも、苗字でペンが止まってしまう方が少なくありません。
ワークシートにするとこんな感じです。
部下のことを知ることではじめて、適切な育成や業務分担ができますが、それ以前に、信頼関係づくりの第一歩が「相手を知ること」なのです。
信頼関係の全くないところに、叱咤激励を受けてもなかなか受け入れがたいものです。
それは、教わることも、評価されることも同じです。
人は「理解してもらっている人を信頼したい」という気持ちがあります。
そのため、信頼関係を構築するためには、お互いのことを理解し合っていることが大切になります。
部下との接し方の現状と、もっと部下のことを知る余地がると気づくことを狙ったワークです。