「やっても、やっても結果が出ないからと諦めてしまうと、そこからの進歩は絶対にない。」
成長とは変化することとも言えるでしょう。
『変化』というのは「変、変、変、変」と「化」の組み合わせ。
『変』はゆっくり変わっていくもので、いきなり結果が出るものではなく、『化』になるまで積み重ねるもの。
つまり、小さな『変』を積み重ねることで状況が化けるのであって、急に人間は成長できるものではありません。
すぐに大きく化けることだけを期待して、日々の小さな『変』がつまらなくて我慢できずに三日坊主に終わってしまうのが普通の人。
成長のためには、「やる」と決めたことを守り、日々の小さな『変』に耐えていく意志の力が必要です。
逆に指導者の立場からすると、メンバーや部下の「小さな『変』」に目を向けてあげることが成長の支援となります。
結果としては表れないながらも、結果を残すために何かを変えようとしていることは、たくさんあります。
少し、視点を変えるだけでその部分が目に止まることでしょう。
人は、肯定されることから変化の余裕が生まれるもの。
小さな変化を認められることで、そこで達成感を得て、変化を止めてしてしまうのではなく、さらに努力を続けようとするのです。
自分の成長にあたっては決して中途半端に辞めないことを。
周囲の育成においては、小さな成功、小さな良い動きを大事に見てあげることを心がけていきたいと思います。