昨日はボイストレーニングを受けてきました。
4時間という時間の中で、個別トレーニングまで行っていただき、新しい発見があり、自分の弱点の克服にもつながった中身の濃い内容でした。
JUDY先生、ありがとうございました。
そのトレーニングの中で、心に響いたワード。
「言葉を感じる」
“早口”が自身の課題であった受講生への講師の方からのアドバイスでした。
私自身もそうですが、普段よりゆっくりと話しているつもりでも実はまだまだ早口になっていることが多いもの。
ゆっくり話しているつもりの人に「もっとゆっくり」と伝えたところで なかなか改善は見られません。
しかし、講師の方が、
「もっと言葉を感じながら話して」とアドバイスすると
非常にテンポが良く、聞き取りやすい口調になりました。
このアドバイス、抽象的に感じるようですが、非常にわかりやすいもので
すぐに自分も実践しました。
ここで改めて感じたことは、「伝え方一つで、相手の感じ方が変わる」ということ。
そして結果として行動も変わるということ。
このことは、私達が研修を運営する側に立ったときにも特に気をつけている点でもあります。
私達が、経営者や人事の方とじっくり打合せをした上で研修プログラムを つくっていくことをかんがえると、研修は「経営メッセージを伝える場」とも言うこと ができます。
「受講生へ期待・メッセージをしっかりと伝えるために、どんな伝え方がベストか」
といった問いかけは、尽きることがありません。
魂は細部に宿る。
言葉一つ、声の出し方一つにもさらなる向上心をもって、取り組むことが求められる私達の仕事。
自分の伝える言葉を感じてもらえるように、日々邁進していくことを改めて決意しました。