「星を描く」
ただこれだけのワークですが、ちょっとした条件を加えることで、頭の中が痒くなる。
そんな面白ワークのご紹介です。
「ペア(Aさん、Bさん)になってください。
Aさんは、この星の二重線の間をペンでなぞってください。」
これは楽勝ですね。
「Bさんは、Aさんと星の間にファイルを挟み、目隠ししてください」
え、これでは、星が見えない。勘に頼るしかないですね。
「では、Aさんは、ペンを持っていない方の手で、鏡を持って星が見えるようにしてください」
そうするとこんな感じになります。
さらに、Aさん目線から見るとこんな感じです。
見えます?
鏡の中に星が映っているのが。
さらに、目隠しをしているBさんも、「右~、左斜め下~」とアドバイスを送ることもOK!
この2つの情報を頼りに、星の二重線の間をペンでなぞっていきます。
制限時間は1分。
「頭の中が痒くなる」と言いましたが、これ、頭が思うとおりに手が動かなくなってしまうんです。
1分後は大体こんな感じです。
鏡の情報と、Bさんからの情報。
情報が2つあるというのがミソなんですね。
鏡に映る目に映る情報は、左右対称です。
ところが、Bさんは見たままを伝えてくれるから、視覚情報と聴覚情報で間逆のことが伝わってくる。
結果として、手が動かなくなってしまうことも。
自分の意思通りに手が動かない。
これがまた面白く感じるんです。
ペアの相手であるBさんからすると、その意思通りに動かない迷走感がまた面白い。
あ、もちろんうまく行く人もいますよ。
こんな風に。
頭の中が痒くなるからこそ、眠気の襲う午後一のアイスブレイクにぴったりです。