侍ジャパン24名が発表されました。
個人的には、ロッテの荻野が選ばれたら面白いと思ったのですが、今の日本の外野手の層の厚さでは厳しかったですね。
逆にソフトバンクの栗原。
短期決戦・大舞台への強さも魅力ですが、やはりキャッチャーの控えとしても考えられるということが大きいですね。
それと、オリックスの宮城。
「中川? それなら、宮城でしょ」「山崎は、、今は違うでしょ」という思い。
この中に10代が一人くらい入ってほしいという気持ちもありました。
そういった面で見ると、これまでの実績と言いうか、稲葉監督の個人的な期待を背負う選手が多かったと感じる今回の代表メンバー。
無難とも見えますが、中期スパンを活かして選出された侍ジャパンとも言えます。
海外組が招集できない今回ですが、それでも打線を組むとやはりワクワク感が出てきますね。
個人的な想いで、スタメンを考えてみました。
1.DH 山田哲人(ヤクルト=28)
3.一 浅村栄斗(楽天=30)
4.右 鈴木誠也(広島=26)
6.遊 坂本勇人(巨人=32)
7.三 村上宗隆(ヤクルト=21)
8.二 菊池涼介(広島=31)
9.捕 甲斐拓也(ソフトバンク=28)
まずは、1番には山田を。
一発もあり、盗塁技術もあり、色々な意味で揺さぶりをかけられる選手。
実際には、2番坂本、3番柳田になるでしょう。
ただ、個人的にはこの方が怖いかなと。
柳田はどの打順でも持ち味を出し「恐怖の2番バッター」となれるでしょうが、逆に坂本は「2番」を意識しすぎてしまう気がします。
あえて、6番あたりに置く方がのびのびできるし、下位打順のつながりもできるかなと。
さらに、左右ジグザグ打線にもなり。
かつての3番は走れるイメージでしたが、今はあまり関係なさそうですね。
これまで国際大会の活躍が少ない浅村なので、相手からすると情報も少なく良いかなと。
もちろん実力・信頼感は◎
4番はプレミア12での活躍からして、鈴木で間違いないでしょう。
今年は鈴木らしい成績とは言えませんが、稲葉監督からは全幅の信頼です。
5番には、一気に日本の顔と言える選手になった吉田を。
パンチ力以上に安定的な打率を残せるところが魅力です。
その安定感から、鈴木の調子によっては4番になることもある気がします。
次に坂本、そして7番に本塁打KINGの村上が来るという、ある意味贅沢な布陣です。
セカンドに山田を置き、近藤をDHでというかが絵もあるでしょうが、なんといっても菊池の守備はリズムと勢いを作れるレベルです。
プレミア12でも初戦から日本は助けられました。
今年の打撃の調子から言ってもスタメンは間違いないでしょう。
そしてキャッチャーは、甲斐で。
肩の強さが目立ちますが、打撃面でも、今年は欲しいところで打ってくれている勝負強さも感じます。
何よりも4年連続日本一のチームの正捕手。
ポストシーズンで見せる短期決戦での投手のコントロールも強みでしょう。
他にも、源田の守備が世界にどう映るか。
青柳のスタイルは日本の武器となるのか?
平良のストレートは海外でも通用するのか?
など、見どころたくさんあります。
私は東京五輪は中止派なのですが、こういうことを想像するだけでもとても楽しい気持ちになります。
こういうことを考えるだけで、プロ野球が面白く感じます。
コロナウイルスの影響で社会全体が老化しているように感じる昨今。
やるかやらないかわからないからこそ、想像上での楽しさが、日本の元気につながるかもしれません。