人を動かすのは、
過去への「反省」。
現在の 「欲求」。
未来への「期待」。
逆に、人の足を止めるのは、
過去への「満足」、
現在の 「理性」、
未来への「諦め」。
「理性」は制御装置なので、やるべきでないことをやめるときには大事なもの。
ですが、全てに制御装置がかかってしまうと、新しい変化がないでしょう。
「欲求」と書くと、下世話にも映るかもしれませんが、「これやりたい!」「面白い!」という感情。
「欲求の赴くまま」となると危険なイメージになりますが、「欲求がない」ことも少し寂しい。
こういう状態を「枯れている」と言うのかもしれません。
もっと言うと、過去に満足し、欲求もなく、未来をあきらめている状態。
これが本当の「老化」と言えるのではないでしょうか。
コロナウイルスの影響で不安が募る中で、個人はもちろん、世の中全体の老化現象が見られる気がします。